今日12月16日、日本では衆議院総選挙が行われた。
結果は自民党が圧勝、安倍政権が再び誕生することとなった。
私は個人的に新興右派政党を支持していた。
その理由は、演説やマニフェストを通してその政党だけがなかなか筋の通った主張をしているように感じ、特にその代表と代表代行の二人から、本気でこの日本を良くしようという「腹をくくった」意気込みを感じたからである。
多くの政治家は国のことを考えるといいながら、結局は自分の権力や財産が一番最初に来てしまうものであろう。そういった人々に政治を任せても、結局私たち国民のこと、この国の将来のことを真剣に考えた政治は行われないというのは戦後の政治史を見ても明らかではないか。政治家の汚職、天下り、企業との癒着など例を挙げればキリがない。
それが政治だと言ってしまえばそれまででだが、私の支持する政党は少なくともそういった権力構造とは一線を画し、本当に国民のためになることを実行しようとしているように見えた。
私がイギリスに来て日本を客観的に見て感じたのは、日本にはタブーとされることがあまりにも多く存在していることである。私たち国民はそういったタブーに対する議論に関しては拒否感を感じるように教育されていると私は思う。
例えば、憲法改正、自衛隊の自衛権の拡大、天皇制に対する議論、福祉制度などであるが、日本にいた時は私自身もそういったものを変えて行こうという主張に対しては、違和感と懸念を感じていたものである。
しかし、そういったものを少なくとも偏見なしに公平な土俵で議論しなければこの国を変えることは不可能であると私は考えるようになった。
日本は今、あまりにも左寄りの主張が力を持ちすぎていると思う。そういった観点からも、国民から敬遠される上にあげたような議論をのらりくらりとさけながらも、この国を変えると豪語している保守政党の主張には違和感を感じずにはいられない。
そういった議論に対しても、利点などを踏まえしっかりと主張をしている点も、私の支持する政党の良さであると思う。
何より、二つの保守政党がきちんとした政治をしないことがはっきりした今、一度本当の意味で日本の政治はリセットされるべきではないか。
あともう一つ、日本を変えるには若者の政治参加が不可欠である。
現在、20代の選挙投票率は50パーセントを下回る状態が続いており、選挙に参加している人数に換算すると、20代は60代の3分の1程度にとどまるという。
この数字は先進国の中でも最低水準であり、危機的状況である。
世界を見渡してみても、高齢者が中心となって実現された革命、改革など聞いたことがない。すなわち現在の政治の状況では、日本を変えるのは非常に困難であるということが言える。
国を変えていくエネルギーを持っているのは紛れもなく私たち若い世代であり、20代の私たちがその存在を示さなければ、いつまでたっても、高齢者の顔色ばかりを窺った政治は変わらないであろう。
少し偏った主張かもしれないが、誤解を恐れずに日本の現在の姿についての強い懸念と違和感を記した。
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